パキスタン ダブル
ムガール帝国とはモンゴル人の帝国とゆう意味の国名です。 16世紀中頃、インド、ムガール朝、イランサファビー朝の国境周辺一体が現在のパキスタンの地です。 16世紀〜17世紀イスファハンから職人を招いたのがはじまり、ラホール、カラチで織られています。タームラと呼ばれる表を職工が読み上げて織る方法や特殊な洗浄で艶出しする方法が特徴で、ラホールはその集積地です。
その技法やデザインは、ペルシャ絨毯の影響を受けるとともに、トルクメン、などの技法も取り入られています。シルクロードの中でも最も実用性の高い手織り絨毯として高く評価されています。 多彩な文化や技術と融合しながら、独自のスタイルを磨き上げ、今時代が求める新たな美を放っています。人による手織りのあたたかみ、そしてその背景にある、 大きな文化の流れに思いを馳せた時、 私達の心は時を越えて、遥かな異国の地と旅します。