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ペルシャ絨毯

ペルシャ手織り絨毯の歴史

(名古屋地域で民族絨毯のことなら、当店へぜひお立ち寄りください)
ハマダン地方の絨毯

パイル織のペルシャ(現在のイラン)の絨毯は、かなり前からヨーロッパで愛用されてきました。

中東でいつ頃から使われていたかは解りませんが、ペルシャ絨毯の黄金期は、15〜16世紀のサファヴィー朝の時代で、ミニアチュール(細密画)などの絵画資料から類推できます。

18世紀、アフガンの侵入により、絨毯作りは一時的に途絶えますが、1860年頃に宮廷職人の育成により復活し、宮殿芸術から、絨毯産業へ広がっていきました。

*シルクロード* 西アジア中央アジアに住む諸民族と、その文化を理解するための格好の資料が、 ほかならぬ手織絨毯なのである。 絨緞の色、文様、形状には数百年いや数千年の間に培われてきた思想、美意識、 世界観、社会慣行など如実に反映していることは意外に知られてない。 *発達の要因 * 絨緞の生産地が集中する『カーペット/ベルト』と呼ばれる西アジアから中央アジアに 帯状にひろがる地域は、いずれも砂漠ないし草原のきわめて 厳しい自然環境のもとにありま す。 また遊牧という移動、牧畜を基盤とする独特の生活形態が本来、 需要な役割を果たしてきたところでもあります。 この地域はかってシルクロードに代表される交易の重要な ルートにあたり、 東西の物質のみならず、文物や人物が頻繁に往来したところでもありま す、 この地域をまた別の支点から見ると、古代文明が栄え、 中世以後イスラム世界の文化的 の中心でもありました。 この様な『史的背景を有するため、絨緞には単なる生活用具として意義のほか、それを 織り,使ってきた人々の数百年、数千年にわたる世界観、宗教観、思想、義意識などが、 集約されていると言えましょう。 絨緞は本来実用品であり、いかに芸術的価値が高いものがあるとはいえ,美術品ではない 工芸品は一品製作ではなく、同程のものが複数、ときには大量に作られるが、絨緞もまた同 じようなものが多数作られる。実用品は摩耗すれは廃棄される運命にあります。 今日、我々の目に触れる 絨緞の多くは都会の織匠が織った洗練されたデザインの絨緞で ある。 しかし、この数年は、絨毯ばかり注目されているのは村や遊牧民のキャンプで織られた 素朴な絨毯である。両者共にそれどれ異なった精神物質文化の伝統を担っており、 その違い と特に都市の絨毯に表された千変万化の文様に反映するイスラム世界の人々の世界観や美意 識は明らかです。 生産地において固有の伝統の大きな部分がすでに失われ、 新しい要素が 外部から持ち込まれています。 19世紀以後ヨーロッパ市場向けの注文生産が盛んに行われ しかも従来自家用の絨毯のみを 織っていた 村人や遊牧民たちまで、都市の絨毯のデザイン を模倣して販売用に 絨毯を積極的に生産し始めたからである。 バイヤーが直接現地に趣い て、特定の顧客の好みに従ってデザイン、形、寸法まで 指定し品質の管理までするようにな ると、規格化した。 そして伝統とそれとは全く 関係ない要素が混淆た、 従来にないタイ プの絨毯が生まれることになるのである。
価格(税込)
寸法 cm x cm

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当店の絨毯は、ほとんど1点物ですから、在庫確認後に注文確定いたします。

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