Interior shop Matsubara
インテリア マツバラ

イラン産　　マシャドバルーチ族　４０年old
寸法　　　180cm×110cm
バルーチ族に必ず遊牧民は、保守的である1方、実際は有名な産地などのデザインを模倣することも、稀ではなく、こちらのペイズリー柄、19 世紀に入ってからカシュガイ族、セネの絨毯のモチーフとして広範囲に
わたって使われるようになりました。（もともとインドカシミールが原点と言われています。）定住化した農民とペルシャ系住民との、婚姻関係など。19世紀末まではトルコ系の結びが多かったがペルシャ結び及び図柄も多くなってきて同化の度合いがうかかえます。
　　絨毯とギャベ 、それすら外国のバイヤーが売り易いデザインを指定して織らせています。どこまでが伝統に従ったデザインなのか区別が無い状態になっています。
　ややもすると不良品とも受け取られがちな　特徴を持つ遊牧民の伝統も、遠からず絶える運命にあるのでしょうか。

　

トルコマンクルドと並ぶイランを代表する部族です。ホラサーンに住人で200年余になるバルーチ族の多くは、多くはペルシャ人に　同化しています。
　赤と濃紺を基調雨として、赤の色調は、深く全体にシックな印象を与えます。２本のボーダーラインの文様を違える事によって全体の外観に豊かさをもたらしています、又複雑ですが、明快なパターンと白の効果的な使用も生き生きとしています．四連のメダリオンはトルクメンのオリジナルティーを残す数少ない部族のデザインになっています。